バイオマスタウン牛久 スローシティ BDF ペレットストーブ 自然エネルギー

バイオマス産業都市

皆さんは、バイオマスという言葉をご存知ですか?
バイオマスとは、木材や海藻、生ごみ、紙、家畜糞尿、プランクトンなど、生き物から得られるエネルギーや資源のことをいい、 生き物を意味するバイオ(bio)と量を表すマス(mass)を組み合わせた言葉です。
石油や石炭などの化石燃料と違い、バイオマスは燃やしても二酸化炭素を増加させない環境にやさしい自然エネルギーです。

地球温暖化の原因といわれるCO2。何かを燃やすとCO2が発生します。もともと地中に眠っていた化石燃料を掘り起こして燃やすと、その分地上にCO2が増えてしまいます。
植物由来のバイオ燃料も燃やせばもちろんCO2が出ますが、その植物は成長の過程でCO2を吸収してきたわけですので、その植物のライフスタイル全体で見ると、大気中のCO2を増加させてはいないと考えられます。バイオマスは地球温暖化を食い止めるエネルギーとして期待されています。



バイオマス産業都市の一次選定地域

バイオマス産業都市とは「環境にやさしく災害に強いまち・むらづくり」を目指し地域を選定するもので有識者で構成するバイオマス選定都市委員会が、応募のあった地域・自治体のヒアリングを行った上で決定した推薦案を踏まえ、平成25年6月11日に開催された7府省の担当副大臣・政務官で構成するバイオマス活用推進会議において、7府省が共同で8地域第一選定地域として決定したものです。
牛久市では、これまで取り組んできた廃食用油の回収とバイオディーゼルの製造(BDF)製造、耕作放棄地を再生し菜種を栽培、搾取して給食に使用した後BDF原料に利用する取り組みと、近隣自治体との協定によるBDFの供給などの地域への循環の環の広がりが評価され、今回の認定に至ったもので、全国から応募した団体の中から8団体が選ばれました。この協定により、今後は国から7府省連携による他分野の助言や財政的支援を受けることができるようになります。


選定地域(8地域、応募順)       

・北海道十勝地域
・北海道下川町
・北海道別海町
・宮城県東松山市
茨城県牛久市
・新潟県新潟市
・愛知県大府市
・香川県三豊市

広がるバイオマスの輪

バイオマスは、牛久だけにとどまらず近隣にも広がっ ています。
BDF 協定を締結している阿見町、龍ケ崎市、取 手市、土浦市をはじめ、近隣市町村と協働して、広域的 に収集・利用。また民間企業とも協力関係を作り、エネ ルギーの提供を行っています。
今回のバイオマス産業都市認定でも、その実績が評価 されました。今後はさらに地域が一体となり効率的な収 集・利用となるよう輪を広げて行きます。


バイオマスタウン牛久 スローシティ BDF ペレットストーブ 自然エネルギー

〒 300-1292茨城県牛久市中央3丁目15番地1

TEL 029(873)2111 FAX 029(871)0111